トムの愉快なアメリカンライフ 

カリフォルニアでのなんでもない日常を綴るブログ。

私が国際結婚でグリーンカードを取得するまで@テメキュラ、CA

2020年3月にグリーンカードを取得しました。

その流れを書いていこうと思います。

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まず、結婚でのグリーンカードの申請で感じたこと

・偽装結婚ではないこと

・結婚相手に経済的なサポート力があること

これらが証明出来ればOK。だがしかし、ビザってどんな理由で却下されるかわからないから怖いところ。私は終始ビビりっぱなしでした。でも上の2点がしっかりしていれば、恐れることはないと今では思えます。(今だからだろうけど)

 

私たちのバックグラウンド

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私は条件なしのJ−1ビザからの切り替えでした。

(J-1ビザで2年ルールがあると少し厄介だそうなので、要チェック)

旦那氏は、純アメリカ人、且つ申請時はアメリカの大企業勤めでした。

(収入は大きな判断材料になる可能性があるんじゃないかと、勝手に思っています)

 

旦那氏と出会ってからの流れ

2018年12月から旦那氏と交際を開始

2019年9月に弁護士に会いに行く

2019年10月に結婚、翌月にグリーンカードの申請

2019年12月にテメキュラへ引っ越し

2020年3月にグリーンカードのインタビュー

その10日前後でグリーンカードが郵送にて無事、手元に届きました。

 

グリーンカードを申請するに当たってはSFで1番イミグレーションに敏腕とされている弁護士を知り合いから教えてもらい、お願いすることにしました。Yelpでもその方が1番レビューが多く、もし取得に失敗しても追加費用なしで取れるまで戦ってくれるというのが心強かったです。

まず弁護士さんに会いに行き、結婚のタイミングを含めどういった手順で進めるべきかの相談から始めました。

 

結婚まで

米国への再入国(最終入国日)から90日以降経ってから結婚する方がいい」とのアドバイスを元に2019年6月に日本へ一時帰国した関係から、10月に結婚と決めました。

以前の国際結婚ブログでも書きましたが、アメリカでは市役所に結婚の申請をし、結婚式を行ない、その後結婚証明書がもらえます。

(日本のように婚姻届を出したらOKではないので要注意)

急ぐカップルはベガスであげるのが有名だったりしますが、あまりにも「ベガス=簡単に結婚」のイメージが強すぎていい印象は与えないと思い、私たちはあえてそれはしませんでした。

 

また、後日あるインタビューの為にも結婚式には本人同士だけでなく、

両親・家族・親族などが出席することをお勧めします。

 

結婚後、私たちはベイエリアから旦那氏の実家のテメキュラに引っ越すことを決めていたので、旦那氏が勤め先を辞めるタイミングや、私がJ-1ビザ研修をいつ辞退するかのタイミングもグリーンカード取得に支障のない最善最速を尽くしました。

 

グリーンカード申請の流れ

初めに、初歩的な情報(結婚証明書や納税証明書、健康診断書などなど)と一緒に何十ページものアプリケーションを記入して政府へ提出します。弁護士さんを雇うとこの記入を全て担ってくれます。この時に集める書類は割と集まりやすいはず。

 ※単純なミスも許されない政府への書類。私はおっちょこちょいなので自分で申請していたらどうなっていたことか、と想像もしたくありません。弁護士さんありがとう。

 

それが完了すると、グリーンカード申請したことになります。これに対する受け取り連絡は後日1ヶ月後もすると郵送で送られてきます。確かネットでも確認出来たと思います。

 

最初の申請が終わったら、次はインタビュー時に持って行く書類を集めます。

主に偽装結婚でないことを証明する書類になります。

 

この段階でジョイントアカウントを作るだとか、2人の名前を連名で入れられる場所(光熱費、インターネット、携帯プランなど)にとにかく入れるといった事をしました。

2人の写真もですね。これは付き合い当初からとにかく至る場面で写真を撮ることをお勧めします。また、ツーショットプラス知り合い誰か一緒に写っていると尚良いのだそう。

私たちは、弁護士さんから「Canva.comというサイトでコラージュを作ると良いよ」と

紹介してもらい、そちらでアルバムを作りA4紙にプリントアウトして持って行きました。

写真を1枚ずつプリントアウトする必要や、フォトアルバムを作る必要もないようです。どうせ提出したら取られてしまいますからね。

サイトはFreeで使うことができ、データで管理できるのでお勧めです。

私達は計25ページぐらいで各ページには6枚ずつ写真を入れた記憶。

 

 

費用について

弁護士費用 には、トータル$3000(約30万)で、分割払いが可能でした。

グリーンカード申請自体には、$1760(約18万)かかりました。

他、予防接種に数万円かかりました。

 

ちなみに、インタビューまで約1年半は待つだろうなと覚悟していましたが、

なんと申請から4ヶ月という、トランプ政権では考えられないような早さでした。

弁護士さん曰く、「私たちの他にも同じケースがチラホラ見受けられていて

風向きが変わったのかな?」と。これはなんともラッキー!でした。

(今後も風向きが変わると思いますが、知人がコロナロックダウン期間にアメリカ国籍の方と結婚をし、今グリーンカード申請中だそうです。彼女たちは結婚式がオンラインでした。何とも不思議な時代になったなぁと感じる瞬間でした)

 

最後に

グリーンカードの申請は(どんなビザもそうですが)取れるまで、心配が絶えません。特に結婚だと、相手側にも影響する話なので余計に責任感を感じました。

 

そんな経験を、今「やってよかったなぁ」と思えるのは、旦那氏が物凄く真剣にこの申請に向けて理解を示し一緒にやろう、乗り越えようとしてくれたことです。

 

元々理解のある旦那氏ですが、私からも隙さえあれば「ビザ保持者がどれだけ不安で、グリーンカード申請がどれだけストレスか」を申請する前から伝えました。「きっと申請となったらストレスで、心配で寝れなくなるだろうなぁ」なんて言って。ちょっとぐらい大げさに伝えた方が、相手側も理解してくれます。

 

そして「もし却下されたら、ビザ保持者が帰国しなければいけなくなったらどうするか?」まで話し合っておくと良いですね。

旦那氏は「最悪のケースは2人で日本に行くだけだから、それもいい事だから何の心配もないよ。」と言ってくれ私の不安解消に大きく繋がりました。

 

グリーンカードを申請するのは外国人側ですが、結婚の場合は2人で一緒にいるための2人のステップだと私は考えます。

 

2人で一生懸命に向き合えば、短期間でかなり深い関係になれるグリーンカード申請。

ぜひ楽しむことを忘れずに :)

 

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